ウィルスに負けない鶏から学ぶこと

土間の鶏舎で窓をしっかり開け、自給用の鶏を平飼いしている。確かに密閉の条件はクリアしているが、鶏達は密接、密集の環境下にある。
もし病気が発生したらバタバタと死ぬだろうが、厳寒の冬でもいたって元気に走り回り、美味しい卵を産んでくれている。餌は地元の屑米、糠、北海産の貝殻等にこだわっている。ケージ飼いのように抗生物質や薬品は一切与えていない。
鶏達の免疫力を高めているのは、新鮮な空気と糠の発酵土、自由に走り回れる鶏舎、良質な餌だと思っている。
そして抗生物質や薬品が入っていない栄養のある平飼いの卵は私たちの免疫力を高めてくれる。
映画「感染列島」はコロナ禍と重なる。ウィルスの発生の原因は抗生物質を大量に使ったエビ養殖とマングローブ林を乱開発した報いで未知のウィルスの脅威に晒されることに…。
新鮮な空気、水、免疫力を高める良質な食べ物、元気が出るコミュニティ(※同じ志や趣味を持つ集まり)等、心身共に健康に生活できる環境づくりが大切に思う。
元気な鶏達からこれからの生き方を想う。